北限のゆず
今や世間は空前のゆず(柚子)ブーム。買い物に出かければゆずの味や香りの商品が必ず見つかります。羽生ファンとしてはYUZUつながりで思わず手に取りお買い上げ、ということが多いのではないでしょうか。
ところでみなさんは「北限のゆず」をご存知ですか?宮城県、岩手県南部では、昔から自生していたゆずを「北限のゆず」として、復興や地域おこしの目玉にしている自治体や地域があります。岩手県陸前高田市、宮城県の蔵王山麓地帯、同じく宮城県の気仙沼市大島がその代表です。
今回は「北限のゆず」を使った復興への取り組みと、商品をご紹介します。ご紹介する商品の購入は被災地の支援につながるものです。
まずは岩手県陸前高田市の「北限のゆず研究会」をご紹介します。
陸前高田市では200年前からゆずが生息していたそうです。震災前は民家の軒先に当たり前にあるものとして、地域の産物として認識されていなかった「北限のゆず」を陸前高田復興の象徴としてブランド化しようという取り組みがこの研究会でなされています。
収穫された「北限のゆず」は岩手県二戸市の株式会社南部美人により糖類無添加ゆず酒として商品化されました。
★ 糖類無添加「ゆず酒」
商品開発エピソード
また2015年2月11日には、岩手の地ビールメーカー、ベアレンから北限のゆずを使ったビールが発売されました。
★ 岩手ゆずヴィット
こちらを購入すると1本につき10円が北限のゆず研究会に寄付されます。
岩手ゆずヴィットを実際に購入して飲んでみた方のブログ記事がこちらです。
ホワイトデー企画:北限ゆづ香るビール「岩手ゆずヴィット」ベアレン醸造所(掲載許可をいただきました。ありがとうございます。)
未成年の方やお酒が得意でない方はこちらをチェックしてください。陸前高田市にある施設あすなろホームでは、北限のゆずを使用したお菓子やゆず塩を製造しています。
次に、宮城県の北限のゆず商品をご紹介します。
宮城県蔵王産の「北限のゆず」を使った笹かまぼこが、宮城県塩釜市の武田の笹かまぼこから発売されています。
★ ゆず入り笹かま 宮城のゆず
ネーミングがいいですね。こちらはスタッフが購入して食べました。
食べた感想は「ゆずの風味が爽やかで、香りも味もゆず!」だそうです。真空パックで日持ちがするので、お土産にもいいですね。
他にYahoo!ショッピングで買える宮城産「北限のゆず」を使った商品をご紹介します。Yahoo!ショッピングはウェブベルマークの協賛サイトになっています。ウェブベルマークを経由して商品を購入すれば、東北の被災校支援につながります。
★ 蔵王の味蔵 蔵王山麓北限のゆずシリーズ
★ 蔵王の味蔵 甘酒北限の柚子入り
★ 蔵王の味蔵 宮城県産北限のゆずエッセンシャルオイル
★ フロム蔵王 北のゆずアイス
最後に宮城県気仙沼市大島の北限のゆずを使ったゆずぽん酢をご紹介します。
★ ゆずヶ島
製造元は気仙沼市の株式会社カネダイです。
気仙沼市大島についてはこちらをご覧ください。MUSUBU(観光)宮城県
寒さ厳しい東北でたくましく育ったゆずは、温暖な地域で育ったものよりも皮が厚く香りが強いそうです。
世界選手権の応援のお供に「北限のゆず」はいかがですか?
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復興支援~ MUSUBU~ のキーワードは
☆ 忘れない
☆ 継続
☆ 自分らしい支援
忘れないは「思いやること」かもしれません。復興支援は決して大げさなものではなく、無理をすることもなく、 自分にできる範囲で継続していくことだと思っています。