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アイスショーレポートNo.51 ~Fantasy on Ice 2023 in KOBE(その1)

6月23日(金) 神戸・1日目

仙台公演から3週間。期待とオープニング構成への少しの不安のうちに、神戸初日の幕が上がりました。
FaOI KOBE 神戸
ゆづはいつだって全身全霊でショーに臨んでいるけれど、最終の神戸の地では一段とギアが上がっている感じがしました。

オープニングの登場シーンでは、ものすごい地響きのような歓声。何度見ても、氷上に彼が現れたときの感動は新鮮です。この瞬間のために生きているといっても過言ではない・・・。いつもの心躍るテーマソングからディーンさんの歌へとつながり、キレッキレのダンス、そしてスケーティングを堪能しました。しばらく放心状態ののち、ちょっと心配だったオープニングがBツアーでは改善されててよかった・・・とホッとしたのでした。

最近はずっとGold Wingのピンクバナーを掲げているのですが、久しぶりにGold Wingのお星さまバナーを持ってきました。
FaOI KOBE 神戸

NANA 新潟楽公演のライブビューインクでたった一度だけ観たGLAMOROUS SKY。鮮烈に焼き付いていた赤のイメージ。現れるなり、ショートサイド前の氷を確認していたのが気になりました。何か(氷?)をリンクの端に投げるようなしぐさも。

ライトがつく前のシルエットが動くたび、跳ぶたびに歓声とどよめきが上がる。そして浮かび上がった神々しい姿。もうイメージをはるかに超える美しさ、二次元み・・・。

中島美嘉さんの歌とバンドのボルテージがどんどん上がっていく中、すごい疾走感で畳みかけるようなジャンプが続き、あっという間にクライマックスのハイドロに。途中、ハイドロの姿勢が崩れてそのままロングサイドの端をザーっと滑ったときはびっくりして心配だったけれど、目にも止まらぬ速さで立ち上がって、何事もなかったように演技を続け、観客も一瞬でそのことを忘れ去るほどでした。

ゆづのプログラムは体感5秒とよく言われるけど、ほんとに時間感覚がなくなってしまう。あんなに待ち焦がれていたのに一瞬すぎて、泣きたくなるような気持ち。観客に挨拶し、美嘉さんに騎士のようにひざまずいたあと、バックステージに去っていく瞬間まで、NANAそのものでした。

フィナーレ 群舞の中でひときわ輝くゆづ、わーっという大歓声が耳に残ってているけれど、なぜか細かいことは記憶から飛んでます。そういえば、幕張公演で不人気だったルンバも全然違和感なくショーに溶け込んでました。白の衣装からファンタジーのTシャツに着替えて華麗なクワド、そのまま周回。あっという間に最後の「ありがとうございました!」。私たちのほうが素敵なショーを魅せていただいて「ありがとうございました」です。

規制退場では、急ぐ人以外はとっても秩序よく退場。お行儀よく待つ私たちが退屈しないよう、新村さんが照明さんに声をかけて美しいライティングのプレゼントをしてくださいました。
FaOI KOBE 神戸 FaOI KOBE 神戸
今回は「羽生選手をテレビでしか見たことがない、一度見てみたい」という20代の姪を同伴していたので、あとで感想を聞くのが楽しみでした。「頭ちっちゃい、脚なっがい、ほんまにおったんやー」のゆづあるある3点セットが飛び出したあと、「ひとり別格やった」「ダンサーやん」「オーラがものすごかった」「漫画から出てきたみたいなスタイルやった」と矢継ぎ早に語ってくれました。肩の可動域も指先までの動きも顔のつけ方も、同じ動きでも他のスケーターさんとは一目瞭然で美しかったそうです。そして「絶対また誘ってな」「次は単独公演がいいなぁ」と^^:;  はい、また行きましょう(^^♪

6月24(土) 神戸・2日目

<メンバーAさんより>
今日のお席は、神戸初日にハイドロが迫っていった場所にほど近いアリーナです。

オープニング
気迫の表情であっという間にショートサイドに到達すると4Tを決め、当然と言わんばかりのクールなお顔で足上げ。
同じ振付の群舞なのに、タメの豊かさ、粋な首の角度、アクセントの取り方、明らかに周りとは違うニュアンスで踊る羽生さん。そして全身で歌っているのがわかります。腕の伸ばし方1つでも、会場全体を超えて、何だったら建物の外まで伝わるんじゃないかというほどのエネルギーを放っていました。

NANA
情熱の中にもジャンプを決めてやる!と冷静に計算している表情が見えました。つむじ風を巻き起こすようなフットワークとジャンプ!ハイドロでは鋭い視線で氷の縁との距離を測りつつ、手のひらをビッタリと氷に付けて軌道をコントロールしていました。

約束通り最後の1滴まで出し切った!と肘まで氷につけて突っ伏しながら激しく息をしているのがわかりました。ジャンプは2つで耐えた分、エネルギー消耗が激しかったのか、ちょっと不満げな様子。

ゆづのスケートは、動きのすべてが緻密に計算され、予定通り、完璧に準備してきている、という印象です。ものすごいスピードのスケーティングにもかかわらず、完璧にコントロールされているのですね。

<メンバーBさんより>
新潟公演のJスポーツの放送は観てなかったので、神戸公演はBツアー初めての体験。冒頭から大興奮でした。歌うディーンさんのルンバの周りを回るのがとっても印象的。この日は皆さん、ジャンプを失敗がちでしたが、ゆづはバッチリでした☆彡
FaOI KOBE 神戸
期待のNANA。衝撃的過ぎてほとんど記憶がないです。せめてジャンプの回数を数えようと、指を折りながら見ていたんですが、ジャンプのたびに拍手するうちに、6回目で両手指を折って数えるのは無理だと諦めました。
その夜はショーの余韻に浸りながら、神戸の夜景を愉しみました。
FaOI KOBE 神戸

その2 へ続きます)

>>>その他のショー・試合レポもぜひご覧ください。アイスショーレポートは2015年のFaOI幕張から書き続けています。