11日～定禅寺メディアステーション

Gold Wingでは毎月11日に被災地に寄り添い、あの日を忘れないという思いを込めて記事をアップしていきます。

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羽生結弦選手が出演されるFantasy On Ice2023が近づいてきました。4年ぶりの宮城公演を機会に仙台を訪れるという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで、羽生選手が心を寄せる震災や復興について、ちょっと知りたいと思う方におすすめの震災伝承施設をご紹介したいと思います。

震災伝承施設は、国土交通省と青森・岩手・宮城の3県、仙台市が組織している震災伝承ネットワーク協議会が公募・登録しているものです。
施設の一覧はこちらにあります。

その1つ、東日本大震災を伝える施設が、仙台駅から歩いて行けるところにあります。

それは、NHK仙台放送局。4月に羽生結弦選手が出演された「てれまさむね」の生放送が行われたところです。
やっぺぇもお出迎えしてくれます。

NHK仙台放送局の1・2階は、「定禅寺メディアステーション」と名付けられた、自由に見学できるエリアです。

1階の正面玄関から入るとまず目を引くのは、4K8K定禅寺シアターの大型ディスプレイです。収録を見学できるガラス張りのスタジオもあるそうです。

左手の階段を上った2階には、レストラン「やっぺぇキッチン」と今回ご紹介する「東日本大震災を風化させない」をテーマにした展示があります。

展示コーナー東日本大震災メモリアルには、ディスプレイがあって、タッチペンで操作しながら、地震発生から72時間の総合テレビの映像を見ることができます。

「被災地からの声」コーナーでは、取材班が出会った人々が思いを伝えている映像や、震災当夜のラジオの音声が流れています。
NHKが震災直後から岩手・福島・宮城で復興に向かう被災地の姿を同じ場所から撮影した定点映像を見ることもできます。

「3.11シアター」では、クイズ形式で地震や津波の避難について学べるコンテンツや、過去にNHKが放送した東日本大震災関連の番組が上映されています。

そのほか「こころフォト・番組光景ライブラリー」「8K映像が語る震災遺構」「どーもくんの防災クイズ」のコーナーなど、スペースとしては広くはないのですが、放送局ならではの使命感がどの展示からも感じられます。

仙台においでの際は、NHK仙台放送局にぜひ足を運んでみてください。スタッフの案内を受けられる、少人数グループ向けの震災伝承ツアーもあります。タイミングがよければ、やっぺぇ関連のおみやげが手に入ることもあるようです。
何より、震災の教訓にふれていただけたら宮城県民としてうれしく思います。

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