アイスショーレポートNo.40 ~GIFT at 東京ドーム~天上席&ディレイより
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☆天上席からこんにちは☆彡☆彡☆彡
早々にA席が当選し、ゲートは40番台ということで、天井を予想していました!でもまさか2階の30列目に近い番号だとは!はい、ほぼほぼ最後列!
でもでも(^^) なんとショートど真ん中だったんです。視界に障害は何もなく、スクリーンがおっきいので表情も見えますし、 氷上の“伸びやかな美しいスケーティングと深いエッジ”(←スケオタはツルスケと言います^^)も思いっきり堪能できました。
羽生くんうまい!最高に上手!
さらにプロジェクションマッピングは色彩も情緒も豊かでしたし、場内の感動を手に取るように感じることができました。
音も素晴らしかったです。スピーカーをすごくたくさん置いてくださったのでは?ずれをまったく感じませんでした。始まりが東京フィルハーモニーのストラヴィンスキーとは!至極じゃないですか!
唯一残念だったものを絞り出すとしたら、「阿修羅ちゃん」の細かい音ハメが、会場でリアルタイムで見ているときはわからなかったこと。でも周りのダンサーの皆さんとのシンクロにドキドキしました。さらに今、現在進行形で、ディズニープラスの配信を激しくリピリピして堪能してるのでまったく問題なしです。
ドームで見て心から良かったと思ったベスト3、敢えてあげれば・・・
1 北京五輪の忘れ物の回収に立ち会えたこと
2 ノッテステラータのスノードームならぬフェザードームを体感したこと
3 水平線の音楽に乗って、感極まった面持ちで滑っていたラストの姿を感じ取れたこと
・・・です。
気持ちの吐露の場面は咀嚼できていないのですが、きっと絵本を読んで号泣しながらまた噛みしめることになりそう。ナレーションのうまさには脱帽しました。いつか声のお仕事もしていただけたら嬉しいです。でも今はスケートを好きでいてくださって本当に良かったです(^^)
<番外編>
GIFT開催前、東京はGIFT祭りになりました。電車に乗れば中吊り広告、渋谷、銀座、それにデジタルサイネージも! テンション上がりました♪
☆ディレイビューイング
ライブ中継した翌日に、前代未聞のディレイビューイング。私は東京ドームから日帰り強行し、翌日、地元で観てきました。会場では22番ゲートの席で真横から観ていたので、冒頭の「火の鳥」も、ファントム様の手が巨大なオブジェとつながるところも、映画館で見て初めて「そうか!こうなっていたのか!!」と、とても新鮮でした。
改めて見ると、本当に細部まで凝った演出で、ありとあらゆるセクションの人たちがみんなで心を込めて、「羽生結弦の物語」を造り上げていったんだろうなと想いを馳せました。
そして何より驚いたのは衣装です。「美の羽生結弦」ですからエキシビションの衣装は当然のことですが、試合に使っていた衣装もすべて、あのドームの大きな空間で映えること!そのままショーのために作られたかのような美しさとクオリティに息をのみました。
どんなに前方の席でも、ドームだけにリンクは遠い。それなのに彼がリンクに姿を現すたびに、会場全体にエネルギーが行き渡るような迫力がありました。特にアンコールの「水平線」! あふれ出る感情のままに滑る情熱的な姿は、会場でもものすごく大きく見えていたことを思い出しました。ディズニープラスの配信を観た人も、ライブビューイングを観た人も、異口同音にあのシーンがいちばん印象的で心を揺さぶられたと言っています。
全身全霊、緩急自在、そしてMCでは振り幅まで披露して、あまりのゆづビームに記憶喪失になっていたので、ディレイで復習できてよかったです。
終演後に、なんと12曲も1人で滑ったとか、阿修羅ちゃんはセルフコレオだったとか、ジャンプの構成が驚異的だったとか、ネットにどんどん流れてきてファンは翻弄されつつ幸せに浸っています。
あんなに一生懸命で、全方向から美しくて、エンディングの字幕には「Executive producer 羽生結弦」と映し出されて・・・もうこれからも全力応援するしかないよね!と、ゆづ友さんたちと決意を新たにしたのでした。
プロに転向して最初のアイスショー「プロローグ」で度肝を抜かれたけれど、あれはほんとに序章だったんだな。「GIFT」、ハードな日々を乗り越えて、大成功のうちに幕を閉じた一夜限りのストーリー。きっと世界中の人たちの心に残り、希望の火をともしたことでしょう。
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