11日～憩い～

Gold Wingでは毎月11日に被災地に寄り添い、あの日を忘れないという思いを込めて記事をアップしていきます。

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宮城県気仙沼市にある津波で被災した公園の復旧工事が完了。気仙沼市震災遺構・伝承館（旧気仙沼向洋高校）の隣りに、児童公園「屋外ひろば」が完成しました。園内には様々な遊具のほか、ドッグランが設けられています。

地元の方々は、「このオープンを子供たちがすごく楽しみにしていたので、近場にこういうのができてすごくうれしいと思います」と話されていたそうです。

津波被災した公園が震災遺構の隣りに移転・完成〈宮城・気仙沼〉 （2019.12.7 仙台放送）

震災後は学校の校庭や公園が避難所や仮設住宅の設置などで使えず、大人だけではなく子どもたちの運動不足が問題になっていました。現在は仮設住宅もほとんどが撤去されており、公園や施設の復旧工事が進められています。
先日、ラグビーのワールドカップが開催された「釜石鵜住居復興スタジアム」がある岩手県釜石市のスポーツ公園や、15日に一部の敷地がオープンする、福島県新地町の「釣師防災緑地」など、大人も子どもも体を動かすことができる施設が、少しずつですが増えてきています。

「釣師防災緑地」15日一部先行開園　大型遊具やオートキャンプ（2019.12.7 福島民友）

まだまだ復興は道半ばですが、大人も子どもも楽しく過ごすことができ、笑顔で過ごせる場所が増えるのはとても嬉しいことだなと思います。

気仙沼市には、気仙沼アイスリンクもありましたね。子どもたちの運動不足を解消しようと、東京の地質調査会社が整備してくれたリンクで、漁港で用いるブロック氷を敷き詰めて作られました。
ソチオリンピックの際、リンクで滑る子供たちや気仙沼市立白山小学校の子供たちが、羽生選手の活躍を願う横断幕を作っていたことも思い出されます。

サラサドウダンの花言葉は「明るい未来」「喜びあふれ」
（画像：photo ACより）

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