仙台七夕~2019~
8月6日~8日の3日間、令和になって初めての仙台七夕まつりが開催されました。
仙台七夕公式サイト
仙台七夕まつりとは…仙台駅前から一番町の商店街を中心に大きくて豪華な吹き流しなどがたくさん飾られる毎年恒例の仙台のお祭りです。
七夕飾りは、毎年、各商店の皆さんが数ヶ月前から手作りで準備します。当日の朝8時頃から飾り付けが行われ、その豪華さを競い合います。各商店街毎に飾り付け審査が行われ、金・銀・銅の各賞が発表されます。飾りの根本に金・銀・銅の各賞のプレートがつけられるので、受賞した七夕飾りがどれなのかはすぐにわかります。また、仙台七夕の公式サイトでも発表されています。
吹流しは、5本1セットで飾るのが仙台七夕の習わしとなっています。仙台七夕まつりに欠かせない七つ飾り、商売繁盛、無病息災など様々な願いを込めて、仙台七夕では七つ飾りが必ず飾られています。
七つ飾りには次のような意味が込められています。
1.短冊(たんざく) …学問や書道の上達
2.紙衣(かみごろも)…病気や災難の厄除け、裁縫の上達
3.折鶴(おりづる) …家内安全と健康長寿
4.巾着(きんちゃく)…商売繁盛
5.投網(とあみ) …豊漁・豊作
6.屑篭(くずかご) …清潔と倹約
7.吹き流し …織姫の織糸
では、遅ればせながらさっそく今年の七夕飾りを少し紹介いたします。
まずは仙台の玄関口、仙台駅構内です。新幹線などで仙台へいらした皆様を色鮮やかな吹き流しが迎えてくれていました。
仙台駅を出てペデストリアンデッキをアーケードへ向かっていくと、仙台七夕のおおきな看板が迎えてくれます。
アーケードへと向かいます。ここから一番町のアーケードまで色とりどりの竹飾りが続きます。趣向をこらした七夕飾りが私たちの目を楽しませてくれます。
仙台市内の小中学校の子どもたちが折った折鶴で作られた竹飾りです。毎年恒例になっていますね。今年のテーマは七色の天の川。色とりどりで鮮やかでした。
毎年凝った七夕飾りを作っている笹かまぼこ店の竹飾り。今年も多くの方が足を止めて写真を撮っていました。上のほうにはには鶴の飾りも。
最終日の夕方は雨。屋根のないところの飾りにはビニールがかぶせらていました。きれいな吹き流しが見れないのが少し残念。
また、案内所では仙台七夕のパンフレットやうちわをくれるのですが、今年はペデストリアンデッキの看板と同じデザインのものでした。
今年は、とても暑い3日間でした。快晴で青空が広がる中での七夕まつりの開催となり、このまま雨はふらずにいくかなと思いましたが、やはり七夕といえば雨…最終日は夕方から雨が落ちてきました。やはり仙台七夕と雨は切っても切り離せないものでしたね。
さて、仙台七夕の様子を、少しでありますが紹介させていただきました。少しでも仙台七夕の雰囲気を楽しんでいただければ嬉しく思います。
暑さと不安定な天気が続いていますが、みなさま体調に気をつけてお過ごしくださいね。