アイスショーレポートNo.19 ~ Fantasy on Ice 2019 in MAKUHARI ~
ダンダンダダン♪ダンダンダッタダダン♪今年もこの幸せな季節がやってきました。
【1日目】
会場前到着。暑いです!
羽生選手、オープニングの4Tは名刺代わりです。
続くコラボプロ『真夏の夜の夢』は男女4人ずつの群舞で大人な雰囲気。ますます大人の男性になった羽生選手。身体が大きく感じました。アンナちゃんになりたい。
ショーの大トリを飾る羽生選手のソロプログラムはToshlさんの歌声に乗せた『マスカレイド』。リンクにてきた途端に悲鳴にも似た歓声、幕張が揺れる!演技が始まると色々な仕草がスケートしながら繰り広げられていきます。衣装は赤黒でキラキラしていて、手を使った仮面の演出が引き立っていました。プログラム中でのトリプルアクセル、大きかったです。そしてフィニッシュの手袋ビターン!盛り上がった会場の圧がすごかった。
フィナーレでは4回転ルッツに挑戦していました。最初はパンクでしたが明らかにルッツの踏み込みだったので、ぎゃあ!と悲鳴に。次もステップを踏みながらルッツに入って回転不足転倒。「ごめんねごめんね」していましたが、周りはガチで心配していました。2018年ロステレコムのころの加速して跳ぶ感じよりは、優しく跳ぶ感じでした。
【2日目】
オープニングでの羽生選手、4T美麗からのハイキック。『真夏の夜の夢』は南ロングサイドがおすすめです。アンナちゃんをホールドできるなんて、なんてうらやましい。にっこりしているのがよく見えました。
地震がありました。プルシェンコさんが演技を始める前、オーラで揺れているのかと一瞬思いましたが、大きな揺れでした。Continuesでお馴染みの落ち着いたアナウンスで観客は客席で待機。「エフゲニーさんは氷を離れてください」とのアナウンス。会場の安全確認が取れて、プルシェンコさんの演技は2部に変更、ザンボタイムとなりました。プルシェンコさん、ユーモアを交えてカーテンの先にはけていく大人の対応が流石でした。
大トリ、皆さんが背筋を伸ばす中、暗転で見えた衣装は白基調。え、え、白ファントム?と思ったところ、アナウンスで曲は『クリスタルメモリーズ』!なんと別プロがきました!
『マスカレイド』が焼き尽くす勢いの「漢!」だとすると、『クリスタルメモリーズ』は「愛という美しい結晶の演技」でしょうか。Y字スパイラル、大きいディレイドアクセル、3Loという印象的な技を配置しつつ、美しいつなぎ。最後の天へ向けたポーズには意味があったそうですね。
フィナーレでの羽生選手は、ショートサイドを焦土にして「きゃああ」の歓声を浴びていました。一芸ではAシャツに着替えて4回転ルッツに挑戦。高さがすごい。回転が速い。着氷!あとちょっとでした。ご本人もあとちょっとポーズをしていました。
周回してスケーターがはける中、マイクを求めて出入りする羽生選手。マイクを握り、「ウィルソンさんが会場に来ています。どこのいるかわからないんですけど。(貴賓席ですとアナウンス)今日お誕生日です!オープニング、フィナーレ、クリスタルメモリーズの振り付けをしてくださいました。」と。みんなで『ハッピーバースデイ』を歌いました。ウィルソンさんは嬉しかったみたいで、途中から会場撮影していました。
【3日目】
会場内、開演前は撮影許可がありました。
いよいよ最終日、今回も羽生選手中心にレポートをお届けします。
オープニング4回転トゥループは完璧。『真夏の夜の夢』はアンナちゃんのホールドでよろけ。。。そしてショートサイドは焦土サイドになりました。
大トリのコラボプロ、衣装が白ではないとわかり「ぎゃあ!」、曲名アナウンスで「ぎゃあ!!」ショートサイドに滑ってきて、仮面ポーズで焼け焦げ。「マスカレイド」とToshlさんが歌いあげるときに、ハイドロとレイバックイナバウアーが効果的に入ります。手袋ビターンは今日も素敵。
フィナーレ一芸では、TシャツBにお着換え。4回転ルッツ一回目は転倒、もう一回ポーズでチャレンジして抜けておしまいになりました。
ご挨拶、「幕張ラストでした。今年は暑くて。楽しんでいただけたら良かったです。」というようなことを地声で叫んでくれました。そして定番の「せーの、ありがとうございました!」でした。
今日の羽生選手は『マスカレイド』で全力出し切った感じでした。来週は仙台、それまでにしっかり休めますように。
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