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11日〜忘れない〜

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11日~大地震之かぞえぶし

Gold Wingでは毎月11日に被災地に寄り添い、あの日を忘れないという思いを込めて記事をアップしていきます。

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神奈川県で発見された「大地震之かぞえぶし」をご存じですか。(神奈川県立図書館デジタルアーカイブ)

かぞえぶしは、数え歌と同じように歌い出しに「ひ(とつ)」「ふ(たつ)」の音が置かれ、七五調で続いていきます。

関東大震災の震源地は小田原市の北側、松田町付近です。「かぞえぶし」は、そのとなり町、開成町に建つ築160年の古民家で発見されました。

開成町で『震災数え歌』発見 92年前関東大震災の惨状、生々しく (2015年 タウンニュース社)

「大地震之かぞえぶし」は神奈川県西部の被害を描写しています。震源が直下だった神奈川県西部では、猛烈な揺れがあったうえ、過去に降り積もった不安定な火山堆積物が、多くの土砂崩れを発生させました。

読み進めるうちにそれぞれの場面が映像のように浮かび、忘れかけていた感情が呼び覚まされる感覚になりました。
作者はこれを語り継がなくてはという、強い思いをもって綴ったのではないでしょうか。
関東大震災から101年。防災意識を高めるために、どんなことが起こっていたかを知ることはとても大切なことだと思いました。

古民家の管理人で「かぞえぶし」を保管する志澤晴彦さんは、講演会やイベントに出向き、これまであまり知られてこなかった神奈川県西部の被害を伝えています。
「『かぞえぶし』が心に残って、中身が人々に伝わって、普段の防災からいざという時の防災まで役に立っていけたらなと思っています」。

惨状伝える「大地震之かぞえぶし」(2023年 防災ニッポン 読売新聞社)

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