アイスショーレポートNo.62 ~ ICE STORY 2nd “RE_PRAY” TOUR(宮城1日目)
4月7日(日) 宮城・1日目 現地より
RE‐PRAY横浜公演の大楽は仕事が重なってチケット取りの参戦すらできなかった私。3月のnotte stellataで発表されたボーナスステージRE‐PRAY宮城公演に浮き浮きと初めて挑戦したところ、すごい神席がやってまいりました。ショートせり上がりのその先アリーナ席!(^^) チケットの神様に感謝です!みんなに祝福されて座った席。はじめから心臓バクバクでした。
『鶏と蛇と豚』のお立ち台。表情と動きに圧倒され、お衣装が美しくて目が離せない。
スピナー大好きな私にどんぴしゃの『メガロヴァニア』は、ショート側に沿ってイーグルしながら首斬りのところが衝撃で、うわあってなりました。
『破滅への死者』では、6分間からミスする気配が全くなくて、なんというか、余裕すら感じられる圧倒的な演技。ラスト2つのジャンプでは、皆さんが跳ねる感じで拍手していて、前半が終わった瞬間にみんな興奮して語る語る!RE‐PRAY横浜公演のあと、次の notte stellataもある中でどれだけ練習されてきたのだろうと感涙でした。
後半はひたすら美しく、観客も羽生くんの呼吸に合わせて息を呑み、静寂ののちに大拍手と歓声で、皆さんと心が一つになったような気持ちになりました。みんなすごくプログラムの内容、背景を心に沁み込ませてこの場にいる感じ。それに応えるひたすら崇高で美しい、神様に捧げるような演技。『春よ来い』では、最後のお立ち台を斜め上から拝見したのですが、心底、花の妖精さんで慈愛に満ちていて涙が再びでした。
アンコールでは、鼻を替えてあげたいけど替えられないトークとか、コールアンドレスポンスの説明とか、幸せなお話がたくさん。そんな中一番嬉しかったのは、フラッグや、色とりどりのバナーが振られる景色が大好きだとお話しくださったこと。競技会の時代からプロに転向された今もずっと同じバナーも、プログラムに合わせて変えてくるバナーも、見てくださっていたと聞いて、涙するファンは多いはず!
私も平昌五輪のシーズンに作ったバナーを持ってきていましたが、これは平昌五輪の代表決定の時((2021年全日本選手権))に武蔵野の森で振ったもの。あのとき羽生くんは怪我で欠場していて直には見てもらえなかったけれど、今日、利府で見てもらえて本当に良かったとまた涙目になりました。
競技時代はシーズンを通して完成系へと向かうプログラムに目を奪われていましたが、プロツアーでもこうして完成系を観ることができて、すごく嬉しいです(^^)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
仙台は春爛漫。奇しくもRE‐PRAY完走に合わせるかのように、一気に桜が満開になったと聞いています。メンバーさんが届けてくださった美しい桜もお楽しみください。あるメンバーさんはこんなコメントをくださいました。「仙台に住みたくなっちゃいました。綺麗で落ち着いていて、ごはんも美味しくて、本当に良い街。ゆづが大好きなのもわかる気がします」 <上2枚:七北田公園のゆづ桜(陽光桜) 下2枚:櫻岡大神宮>
>>>その他のショー・試合レポもぜひご覧ください。アイスショーレポートは2015年のFaOI幕張から書き続けています。