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アイスショーレポートNo.52 ~Fantasy on Ice 2023 in KOBE(その2)

その1からの続きです)

6月25日(日) 神戸・楽

<メンバーAさんより>
いざ神戸へ。時間的に余裕のある飛行機で向かう途中、羽生くんと新垣結衣さんにご挨拶。
FaOI KOBE 神戸
今日は大楽というだけでなく、羽生くんが敬愛するジョニー・ウィアーさんのプロスケーターラスト公演。考えただけでうるうるしちゃうので、タオルハンカチを片手に神戸ワールド記念ホールへ向かいます。会場に入ってまずは坂本花織ちゃん、小林柊也さん、DEAN FUJIOKAさんのトリプルシークエンスのお写真をぱちり。
FaOI KOBE 神戸
今日のお席はショート寄りのロングでワクワクドキドキ。
FaOI KOBE 神戸

まずはNANAのお話を。
7回のジャンプはパーフェクト!ロングに座ると疾走感がとんでもないです!新潟最終日に気がついた、ステージ上の中島美嘉さんと跳ねるところ、今日も翔んでいてテンション上がりました。そしてハイドロ。大きな円からたっぷり時間をかけて曲の終わりに合わせて中央に届く完璧ぶりに、ふおおおおってなりました!これほどにNANAの刹那、切なさをスケートで表現できるってすごいです。

さて、Bツアーはオープニングアクトから、ジョニーリスペクトな振付で涙腺が崩壊してしまいました。ジョニー♡ 羽生くんも、FaOIファミリーのスケーターさんたちも、おディーンさまも、みんなジョニー愛に溢れている。ささっとジョニーのところに寄っていく仲間たちへ、思わず「そだよねそだよねっ」と心の声を捧げます。

Creepは、いつものロングスカートではなく、グリーンのトップスにタイツというスタイルで、昨日出演者たちからプレゼントされたネックレスをつけて登場。ありのままのジョニーは3Tを鮮やかに決めて、それは美しかったです。羽生くんが舞台袖に見にきていたそうですね。
「月の光」の白鳥は、ジョニーが尊敬するウクライナの英雄オクサナ・バウエルの五輪白鳥を意識しているそう。最後のステージに選んだ衣装はとても美しく、ジョニーの演技が一層映えると思いました。食い入るように表情を見つめました。

トリノ五輪のトップファイブ、エヴァン・ライサチェクは早々に離れたけれど、残りの4人はFaOIファミリーです。その4人と羽生くんとのエピソードは、ゆづファンの間で有名ですね。
「ティーチミープリーズ」と人懐っこくステファン・ランビエールにジャンプを教わりにいったこと。
「本当にすごいです。あれがオリジナルです」と、Continues ~with Wings~のフィナーレ でバラード1番のステップを滑ったジェフリー・バトル(←バラ1振付)に、リスペクトを込めて賞賛したこと。
団扇でエフゲニー・プルシェンコさんを応援した、プルさまトップオタ。
憧れて、ついに衣装のデザインをジョニーにお願いして叶ったこと。

みんなに可愛がられて成長し、素晴らしい記録を打ち立て人々の記憶にも刻まれ、プロスケーターとして華々しく活躍する、そんな羽生くんの歴史の中に確実にFaOIがある。この場にジェフとプルさんがいないのはほんとに寂しいけれど、ジョニーに素晴らしい舞台が用意されて良かったです。

フィナーレ、ジョニーへの会場みんなからのスマホライトプレゼントは、とても綺麗でしたね。大きな白い花束をジョニーに手渡したとき、羽生くんは号泣でした(ずっとですけれど(^^))。何よりもオトナルを、ジョニーバージョンで思いを込めて超絶技巧で滑りきる羽生くんに「あなたも幸せだし、ジョニーもなんて幸せなんでしょう♡」って心から思いました。

ジョニー、お疲れさまでした。アカデミーで大勢のスケーターさんを育てて、キスクラでニコニコする姿を楽しみにしています。
羽生くん、幸せの梅雨をありがとうございました。この先も駆け抜けていくのだろうけれど、ステイヘルシーでいらしてください。ずっとずっと応援しています(^^)

<メンバーBさんより>
前日の土曜からジョニーも泣いてたし、ゆづもシュンとしていて、明日どうなるの~と思ってましたが、日曜、私も涙涙でした。今までのファンタジーで、最も思い出に残る日になったと思います。

ゆづのアンコールプロは、ジョニー引退もあり、『秋によせて(Otonal)』だろうと予想してましたが、フィナーレが始まってしまったので、あれっ?と戸惑いました。

その後、ペンライト(スマホライト)によるサプライズ、ゆづからジョニーへの花束贈呈のあと、『秋によせて』が来て、涙・・・でした。ショートサイドから1直線の気迫のステップ。ゆづのステップとは違うなーとは思ってましたが、まさかジョニーの名プログラムの完コピだったとは。涙腺崩壊の美しさでした。

<メンバーCさんより>
FaOI神戸最終日!
FaOI KOBE 神戸

やはり梅雨。雨は降らないものの、湿度があり曇りでも暑く感じました。でも会場に入ると、ひんやり涼しいアイスショーの空気になってました。ワールド記念ホールは、長方形のドームのような形。とても開放感があって大好きです。

今年はショートサイドSS席。
FaOI KOBE 神戸

リンクに近くはないけれど、ステージも正面で会場全体もよく見えて良かったです。聞き慣れたオープニング曲と群舞が始まるとドキドキしてきます。たくさんのスケーターとアーティストの方々がパフォーマンスしてくれて、とても豪華。

ディーンフジオカさん、カッコよかったです。歌も上手だし。なんといってもMCを中国語と英語でも話されていたこと。中国ファンの方が感激されてて、こちらも嬉しくなりました。FaOIは国際的に成長していくのでしょうか。

印象的だったのはラトビアのデニス・バシリエフさん。とても曲の思いとリンクしていて、感動しました。歌は小林柊矢さん。温かい声で癒やされました。

照明で素敵だったのは、三原舞依ちゃんと中島美嘉さんのコラボ『雪の華』。舞依ちゃんの優しい滑りと美嘉さんの素敵な歌声と共に、会場全体に雪が降ってるかのような演出。前方の観客だけでなく、後方の観客もすべて包み込む、優しい空間がありました。
中でも群を抜いてNANAの照明は素晴らしかったです。赤とキラキラ(表現が乏しくすみません)のライトがドラムの音と合ってて、中島さん歌もカッコよくて。そしてそれをはるかに上回る勢いで、結弦くんがジャンプ跳ぶ!跳ぶ!跳ぶ! カッコイイ!と声を上げずにはいられませんでした。

FaOIを最後に引退のジョニー・ウィアー。演技後、感極まって涙ぐんでいたので、こちらもうるっときました。ジョニーのために結弦くんが滑ったOtonal。やはりスピンがすばらしいです。最後、涙涙でハグしてましたね。こんな素敵な空間に参加できて嬉しかったです。

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CSでご覧になった方からも、悲鳴のような素敵な感想が届いているのでご紹介します。

<メンバーDさんより>
大楽は現地に気持ちを飛ばしつつ、お茶の間アリーナの特等席で観覧しました。

オープニングはゆづメイン感が復活しててほっとしたし、鮮やかなロイヤルブルーの衣装が素敵!ゆづのこの公演に対する気合いがひしひしと伝わってきました。

NANAはGLAMOROUS SKYの曲の流れの中で次々に飛ぶジャンプに度肝を抜かれ、ゆづの感情が溢れ出ていてグッと来ました。

あっという間にフィナーレ。Starsの曲にのせてゆづがジョニーに近づいたと思ったらぎゅっとハグ、感動のシーンでした。

ずっと泣いていたゆづ、純粋で美しい涙の雫が見られてお茶の間ならではの特権☆彡 こちらもテレビの前で号泣してしまいました。たくさんの感動をありがとう!

<メンバーEさんより>
最後はタオル必須でした(´°̥̥̥̥ω°̥̥̥̥`) 泣いてるお顔と溢れる涙がきれいすぎます…
映像ではお顔のアップが映り、本当に少年みたいに泣いてました。
ジョニーの肩に顔を埋めている姿は、10代半ば、ジョニーに憧れている結弦少年そのまんまでした。

(その1)はこちら

>>>その他のショー・試合レポもぜひご覧ください。アイスショーレポートは2015年のFaOI幕張から書き続けています。