アイスショーレポートNo.48 ~Fantasy on Ice 2023 in MAKUHARI
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5月26日(金) ファンタジーオンアイス2023幕張公演の初日。
私にとって、幕張会場の初日観戦は4年ぶりとなるため高鳴る期待で何も手に付かず、午前中から現地へ向かってしまいました。駅から会場までのいつもの道を歩くだけで嬉しさが込み上げます。
入場したあと、会場内を隅々まで目でチェックしているとステージの形に異変を発見!三角型の出っ張り。どんな効果があるのかと期待する反面小さな不安もよぎりました。スケーターさんが安全に演技できることがいちばん大切ですから。
オープニングが始まる!!すでに頭の中にダンダンダターン♪のテーマが鳴り始めます。この瞬間を見られるだけでも、来た目的の多くが満たされる。
例年とは少し雰囲気の違う振付にオロオロ。いつものようなリンクの外周近くを大きく回りながらの登場ではありません。羽生選手はスケーターの群舞に紛れての登場です。
カラフルで少しゆとりのあるデザインのコスチューム。会場内は一気に大歓声が沸き起こり、軽々と4Tも決まります。年々カッコ良さが進化する姿、キメ顔を見て、観戦できた幸せを噛みしめました。声出しですでに喉が張り裂けそうです。
福原みほさんの「ライジングハート」、迫力ある歌声。なんとアーティストを乗せたままステージの迫り出しが稼働したではありませんか。その三角形はステージから切り離されてリンクの中へ動いていきました。
外国のアイスショーで見たことがある光景!生で見たのは初めてで会場内は驚きと戸惑いが混じり合うどよめきが湧き上がっていました。リンクの上にアーティストさんが立っている。とても不思議な感覚を体験しました。
今年は出演とならなかったスケーターさんに想いを馳せて、少し寂しい気持ち。でも、今年も出場してくださったスケーターさんに逢えたのは大きな喜びでした。中でもジョニー・ウィアーさんは引退とのことで、思い出いっぱいの大好きなcreepをしみじみと心に焼きつけました。
ついにいよいよ最後のプログラム「if‥」。歓声と悲鳴が入り混じったどよめき!暗転のリンクの上で、すでにキャメルスピンのシルエットが見える!暗闇の中で演技が始まっているという衝撃。
DA PUMPのISSAさんKIMIさんカッコいい!素晴らしい歌声と高速進化中の羽生選手のダンススケート。ひとつひとつの技、高度な振付、音ハメ、ラストの180度開脚に我を忘れて絶叫していました。白黒のクールな衣装がすごく似合ってる。
続けてエンディングの「USA」。稼働ステージはアーティストを乗せてリンクの真ん中近くまで移動して、そのステージを囲んでスケーターさんたちが演技をする構成となったためステージの向こう側が見えにくく少し残念な気持ちもありましたが、目新しい演出が新鮮な気もしました。
フィナーレの衣装は腹筋あたりがメッシュ素材のデザインで、羽生選手のスタイルの良さが際立ちました。美しい腹筋をメッシュ越しに見せていただけて、大満足の幕張初日が終了しました。
規制退場で待機しているファンに、照明を7色ビームに変えて楽しませてくださった心遣いや新村さんの楽しいアナウンスがとても嬉しかった。
大好きなスケーターさんたちの厳選されたプログラム、4年ぶりの大歓声。どれも素晴らしかったです。
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