11日～平成から令和へ　～忘れてはいけないこと～

Gold Wingでは毎月11日に被災地に寄り添い、あの日を忘れないという思いを込めて記事をアップしていきます。

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「平成」という時代が30年余の激動の幕を閉じ、新しい「令和」の時代が始まりました。

振り返ると、大きな災害がとても多かったなと改めて感じます。
平成3年6月の雲仙普賢岳の大火砕流、平成7年1月の阪神淡路大震災、平成16年10月の新潟中越地震、最近では熊本地震、昨年の西日本豪雨災害、北海道地震、そして東日本大震災も・・・・。

平成28年8月のあの「お言葉」以来、メディアでお見かけすることが多かったように感じた上皇陛下と美智子様。いつお見かけしても、お二人とも本当に穏やかで、周りの空気でを優しく柔らかにする雰囲気がありますよね。
平成の時代、そんなお二人が自らの強い意志で行っておられたことのひとつが被災地への訪問でした。災害が起きるや、ほとんど日を置かずに被災地を訪問されていたことは、みなさまの記憶の中にもあるのではないでしょうか。
東日本大震災の際は、異例ともいわれた「ビデオメッセージ」を出され、3月末から5月末にかけては毎週、1都6県の被災地を訪問されていました。それ以後も、何度も東北各地の被災地に足を運び、被災した方々に目線を合わせ、直接言葉をかけられ・・・・・その姿に励まされ、前を向くきっかけとなったという方も多かったでしょうし、その報道を見て震災のことを改めて思い出すきっかけになったという方もいたのではないかなと思います。

時代は変わっても震災をはじめ、災害はなくなりはしないでしょう。
「忘れてはいけない」…大切なことだと思います。「思い出す」きっかけを大事にしたい、そのきっかけを少しでも行動につなげられたら…自分には何ができるだろう。「平成」という時代、これから進んでいく新しい時代、それぞれに思いをはせながら、色々なことを改めて考えました。

そして何より大事なことは、自分たちを守ることを忘れてはいけないということ。「災害」はいつどこで起こるかわからない…他人ごとではないのですから。

「贈られしひまはりの種は生え揃ひ葉を広げゆく初夏の光に」

（画像：フリー素材タウン）

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