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アイスショーレポNo.17 ~ Fantasy on Ice 2018 in NIIGATA ~

。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆ 人生でいちばん幸せな梅雨 。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆

6月16日、新潟空港にて。新潟駅までのアクセスはリムジンバスのみ・・・なのに、「ウソーー!!」と叫びたくなるほどバスの本数が少ない。あっという間にできたバス待ちの行列に並びながら、知らない人どうし、今年もゆづ話で盛り上がった。ショーや試合の遠征では、待ち時間も楽しいひとときとなる。

羽生選手が「人生でいちばん幸せな梅雨」と語った、2017年FaOI大千秋楽・新潟公演。あれから1年。ほんっっっとにいろんなことがあったなぁ、こうしてまた元気なゆづを見られて幸せ 。o○☆゚と感慨に浸る。梅雨どきは靴がぬれるし、洗濯物は乾かないし、ネガティブな感情しかなかったのに、いっぺんに好きな季節になってしまった単純な私。

(下の写真は製氷タイムのリンク。 正面ステージの後方がショートサイドで、劇場のような座席になっている)

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朱鷺メッセでの新潟公演は土日を鑑賞。羽生選手を中心にレポします

~ オープ二ング ~

登場からもうキレッキレの羽生選手に、観客席の盛り上がりは“半端ない”……けど、気のせいか神戸公演よりも、嬌声はずっと控えめかしら(^_^;)

後半の公演からカラフルになったオープニングの衣装、会場で見ると、煌いてさらに綺麗。あ、だれですか?「〇〇チラが見えなくて残念」などと言ってる人は!?

織田信成くんと藤澤ノリマサさんのコラボは、神戸公演からさらに進化してました。ジュリーを知ってる世代も、知らない世代も楽しめます。確かな技術があるからこその、織田くんにしか出せないコミカルなセンスが光り、笑いながら、羽生選手を思わせるような竹とんぼジャンプに目を見張りながら、でもやっぱりお腹を抱えてしまいました。笑いの渦とともに客席が揺れるほどの総スタオベ。最高のパフォーマンスでした。

アイスダンスのテサ&モエ組、ペアのサフ&マソ組、金メダリストの輝きはゴージャス。シリアスなプロも、コミカルなプロも突き抜けたオーラがあります。三原舞衣ちゃんの清楚でありながらスピード感のあるダイナミックなスケートに目を細め、ランビ様とデニス君のますます磨きのかかった師弟コラボに打ち震えたあとは、プル様の圧倒的な存在感にしびれ……。(順不同、大好きなスケーターさんたち。ほかにもたくさんたくさんいるけれど、紙面の関係で割愛)

これ以上ないほど豪華に繰り広げられた煌くスター競演のあと、怪我明けの羽生選手がそれを超えられるのかしら、と心配した人がいました(←すみません、神戸公演に行ったときの私の母のつぶやきです(;^_^A) 。 いいえ、そんな心配には及びません!!

~ 春よ来い ~

清塚信也さんの澄んだピアノの音色で一気に曲の世界に引き込まれ、会場中の期待と視線が、氷上の羽生結弦その人に注がれる中、スポットライトがすーーっと彼に当たった瞬間、すべての観客の心が一点に引き込まれていくような感覚を覚えました。

この世のものとは思えない、ため息が出るほど清艶な美しさに打ちのめされた神戸初演から1週間。あの得も言われぬ麗しさはそのままに、淡雪のように消えてしまいそうだった儚さは薄らぎ、力強さが加わったように感じられます。ジャンプもハイドロもイナバウアーもすべてが途切れることなく演技に溶け込み、陶然と見とれているうちにフィニッシュ。清塚さんの激しいグリッサンドに、ゆづの超絶スピンがぴたっと寸分の狂いもなくハマリ、涙目で我に返ったときには、氷上で熱く、そして涼やかにたたずむゆづがいました。

大歓声の中、立ち上がり、半ばぼう然としながら拍手。異口同音に聞こえてくるのは・・・「な、なんか一瞬でしたね」「ひとりだけものすごく短くなかった?」「あっという間に終わっちゃった(涙)」 そして私のお友達の名言。「瞬きするのも惜しいような時間だった……」

土曜の「春よ来い」はジャンプが少し詰まったけれど、日曜はパーフェクトな演技で、さらに世界観が深まっていました。

~ フィナーレ ~

「永遠に魔法をかけ続けて!!」と誰もが願うフィナーレ、客席の熱気は最高潮に。

土曜のジャンプ大会では4Sを跳んだゆづ、うまくタイミングが合わずパンク。「もう1回」のジェスチャーとともに同じ軌道で再チャレンジするも転倒。遠目に客席前のライトに当たったように見えて凍りつきましたが、恥ずかしそうに立ち上がって「ごめんなさい」して、お顔を覆いながらみんなの待つステージの方へ戻っていきます。ロロ様やプル様から慰められてるな、と思っていたら、あっという間に出演者のハグの輪ができて、中心のゆづの姿は見えなくなりました。ステージの上からも、ゲストの方たちが届くものならハグに加わりたい、と手を伸ばしています。座長として、みんなから尊敬され可愛がられ、心配されてるのが伝わってきてウルウルしました。

なのに。。。周回が終わって全員がはけてから、最後にステージ横に残ったゆづ。リンクにすーっと出てきて今度はリンクのほぼ中央に向かってまた跳びました。悔しさを晴らせたかな。ファンはドキドキハラハラしたけれど。。。恒例の「ありがとうございました!!」のあと、カーテンの向こうに消えていき、魔法は解け、夢はあえなく覚めてしまいました。

☆おまけ1☆
日曜のジャンプ大会はどうなることかと見守っていたら、1回だけ跳んで、完璧なジャンプではなかったけれど、それでおしまいにしてくれて、ホッと胸をなでおろしたのは、きっと私だけではないでしょう。そして新潟の楽公演を締めくくったのは……恒例の「ありがとうございました!!」……ではなく、その後に続いた、なんと羽生結弦、前代未聞!のでんぐり返しでした。場内ざわめきと大爆笑の中、さっそうとカーテンの向こうにはけていきました。

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☆おまけ2☆
朱鷺メッセから新潟駅に戻る途中にある伊勢丹では、羽生結弦展が開催。大阪、京都でも行ったけれど、もちろんここでも足を運びました。何度観ても眼福*☆*:;;:*の麗しいお写真や衣装の数々。ゆづ友さんたちと「この写真、特に大好き!」が同じで楽しかったー。人だかりができるほど人気だったのはもちろんホプレガ。(小さな声で)「脱ぎたてほやほや」です(*・・*)。ホプレガ衣装は下から見るとさらに美しいと気がついた人がいて、みんなが一斉にしゃがみ込んで見上げる図。今思い出してもおかしいです。でもほんとに下から見上げると、いっそう綺麗なんですよ。いつかチャンスがあれば、あなたもぜひ♪  

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☆おまけ3☆
新潟駅は今年4月に大改装が終わり、新しく生まれ変わったとか。魅力的なお店がたくさんあり、ついつい財布の紐が緩んでしまいます。さすが米どころ、美味しそうな日本酒がたっくさん。「炭酸で割ると美味しい」との呼び声に乗せられて、飲めないのにゆづ系のお酒を買い込んでしまいました。ランチには3種類のお米のご飯がついていて、食べ比べることができます。みんなでまたまた地域の経済を思いっきり回した2日間、バスを待つ時間も食事も買い物もぜんぶぜんぶゆづ尽くしで、至福の旅でした

残るは静岡の大千秋楽、今年も幸せな梅雨です 。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆  (by sk)

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