海外試合レポNo.26～平昌オリンピック現地だより(2)～

今日は韓国では旧正月の元旦。早起きして会場へ行く道中、初日の出が見えました。御来光を拝みながら会場へ。願うはもちろん羽生選手のショート好発進です。

入場は開始2時間半前と通常の試合よりずっと早く、セキュリティチェックが厳しかったです。飲みかけのペットボトルは実際に検査官の前で飲んで見せなければなりません。しっかり荷物の中もチェックされました。

入場したところ、公式練習はちょうど最終グループ。羽生選手はゆったりめの調整でしたが、冒頭の4Sを何度も確認していました。よい感触をつかんだところで早めに上がっていきました。

最終グループの第1滑走。羽生選手の登場です。名前がコールされると、大歓声と国内でも見たことのないほどの凄まじい数の日の丸が振られていました。まるで、赤い目がリンク中央の選手を見つめているみたい。隣の外国人は目を丸くしてその光景を眺めていました。

やりました、見事ショートプログラム第1位！流れるような演技は不純物の一切入っていない水のよう。大歓声の中気持ちよさそうに滑る姿をファンは待ち望んでいました。明日はソチ五輪の轍は踏まない、きっとやってくれるはず！信じて応援するのみです！(by mo)

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