仙台七夕~2016~
8月6日~8日の3日間、仙台七夕まつりが開催されました。
仙台七夕まつりでは、仙台駅前から一番町の商店街を中心に大きくて豪華な吹き流しなどがたくさん飾られます。七夕飾りは、各商店の皆さんが数ヶ月前から手作りで準備します。そして、当日の朝8時頃から飾り付けが行われ、その豪華さを競い合います。各商店街毎に飾り付け審査が行われ、金・銀・銅の各賞が発表されます。飾りの根本に金・銀・銅の各賞のプレートがつけられるので、受賞した七夕飾りがどれなのかはすぐにわかります。また、仙台七夕の公式サイトでも発表されています。
期間中は、県内のいたるところに七夕飾りが飾られています。中心部ほどの豪華さはありませんが、個性的なものや昔ながらのシンプルなものなどバラエティーに富んでいて見ていて楽しくなります。
吹流しは、5本1セットで飾るのが仙台七夕の習わしとなっています。また、仙台七夕まつりに欠かせないのが、七つ飾りといわれるものです。商売繁盛、無病息災など様々な願いを込めて、仙台七夕では七つ飾りが必ず飾られています。
~仙台七夕の七つ飾りと込められた意味~
1.短冊(たんざく) …学問や書道の上達
2.紙衣(かみごろも)…病気や災難の厄除け、裁縫の上達
3.折鶴(おりづる) …家内安全と健康長寿
4.巾着(きんちゃく)…商売繁盛
5.投網(とあみ) …豊漁・豊作
6.屑篭(くずかご) …清潔と倹約
7.吹き流し …織姫の織糸
色とりどりの七夕飾りには、いろいろな意味が込められています。
では、今年の七夕飾りを全部ではありませんが紹介したいと思います。暑い日が続きますが、少し涼しい気分になっていただけたらいいなと思います。
仙台駅構内や出入り口などでは、毎年、仙台七夕が始まる少し前から竹飾りが飾られます。今年も、新幹線で仙台へいらした皆様を色鮮やかな吹き流しが迎えてくれていました。
そして今年のウェルカムボード。ここで写真を撮る方がたくさんいらっしゃいました。
駅前の名掛丁アーケードの入口。ここから一番町まで色とりどりの竹飾りが続きます。華やかな竹飾りは歩く私たちの目を楽しませてくれます。
ピカチュウも…^^
ここにはトトロが。市内の児童館や幼稚園などで作られたもので、吹き流しは子どもたちのかわいらしい手形が貼られていました。
仙台放送、そしてベガルタ仙台の竹飾りもありました。
これは、なんと布でできた吹き流しです。呉服屋さんが作成したものです。藍染のようでとても素敵でした。
メガネ屋さんの竹飾り。今年も視力検査ができるようになっていますw
これは一枚一枚に花の写真が貼られ、名前とその花の説明が書かれています。
こんなコラボレーションも…アニメ「ジョジョの奇妙な冒険」です。とても人気でたくさんの人がいました。
竹飾りの中にちいさな竹飾りがあります。シンプルなようでとても凝っているなぁ…と思いました。
今年も仙台市内の小中学校の子どもたちが折った折鶴で作られた竹飾りがありました。今年は白とピンクと赤が基調になっているかわいらしい感じのものでした。
こちらも仙台が舞台となった人気アニメの竹飾りですね。
こちらは笹かまぼこ店の竹飾りです。真ん中の部分がお魚になってます。
最初に紹介した「仙台七夕の七つ飾りと込められた意味」を分かりやすく書いてくれている竹飾りも。
今年は夜に見に行ったので、あたりはもう暗くなっています。夜の七夕も幻想的で素敵ですよ。
こんな飾りもありました。「がんばろう!」
一番町を抜けて最後に定禅寺通りへ。
今年は切り絵のオブジェや行燈などが飾られてライトアップされていました。
全国から寄せられた短冊なども飾られていました。Webで募集していた「願い短冊」もこちらに飾られていました。
近くには、知事や市長など県内の著名な方々の短冊がありました。そこにはこの方のものも…w
今年も本当に暑い3日間でした。初日からとても天気がよかったのですが、最終日の昼間は雨が降ったりやんだり…「仙台七夕は必ず雨が降る」というジンクスは、やはり今年も健在でした。
今年も仙台七夕の様子を紹介させていただきました。夏休みのひととき…また、お仕事の息抜きにでも仙台七夕の雰囲気を楽しんでいただけたなら嬉しいです。