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被災地に桜を

今、東日本大震災の被災地に桜を植樹しようというプロジェクトが各地で進んでいることをご存知でしょうか。
11日~出来ることを一歩ずつ~」の中でご紹介した復興桜プロジェクトもその一つです。仙台空港の位置する宮城県名取市では、閖上(ゆりあげ)地区の復興のため3000本の桜の苗木を植えて新たな観光名所をつくる計画が進められてます。

その他にも各地で桜を植えるプロジェクトがいくつかありますので、その中から3つほどご紹介します。

・*: 桜ライン311

岩手県陸前高田市内約170kmに渡る津波の到達ラインに10mおきに桜を植樹するプロジェクトです。後世の人々に津波の恐れがあるときにはその並木より上に避難するよう伝承していくことを目的としています。
悲しみを繰り返さないために-桜で残す、津波の記憶-(2015/2/6 現代ビジネス)
また、桜ライン311のチャリティーグッズとして「はなびら付箋&アートポストカード」が2月12日より東急百貨店にて販売されています。価格は税込200円。数量限定でなくなり次第終了だそうです。
こちらがメンバーさんが購入した付箋&ポストカードです。

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こちらも桜ライン311の支援につながります。Search for 3.11

 

・*: さくら並木プロジェクト 

こちらも東日本大震災による津波の最高到達点に桜の植樹をし、後世に津波の記録を残そうというプロジェクトです。 植樹地は被災地全域を対象にしています。羽生選手が24時間テレビで訪問した石巻市立湊中学校にも2015年春の植樹が決まっているそうです。

 

・*: KIBOU311 SAKURA PROJECT 

津波により、多くの木が流された南三陸町にできるだけ多くの桜を植樹するプロジェクトです。このプロジェクトは、一般社団法人LOOM NIPPONが行っている宮城県南三陸町への支援活動KIBOU311の一環です。
またKIBOU311では、南三陸町の新たな地場産業を興すプロジェクトとしてバッグを製造しています。そのバッグを製造しているのが株式会社アストロ・テックです。なんと震災前は電子部品を製造していたそうです。
南三陸町公式ブログより
株式会社アストロ・テックが製造するバッグは復興デパートメントで購入することができます。
バッグの売り上げの一部はSAKURA PROJECTに使われます。
復興デパートメントはウエブベルマークの協賛サイトになっていますので、ご購入の際はウェブベルマークサイトを経由していただくと、さらに被災地の子ども達を支援することができます。

実際にバッグを購入したメンバーさんから写真とコメントを頂戴しました。購入したバッグはこちら。色はハニーブラウンとのことです。

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母の日の前にゆづ友さんが教えてくれて、思わず自分用にポチッ。全部手作業の受注生産とのことで、届いたのは初夏でしたが、マチたっぷりで収納力抜群、そのうえ軽いのですごく気に入ってます。
“収益の一部は、桜になって南三陸に戻るんだそうです。「そのバッグいいね!」と言われるたびに、「南三陸のお店でね・・・」と趣旨を話しているので、ささやかながら復興のお役に立てるのではないかな、と思っています。
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以上、被災地に桜を植樹するプロジェクトの中のいくつかをご紹介しました。少しでも興味をもっていただけたでしょうか?こちらでご紹介したプロジェクトを支援する方法には、各団体への寄付や、ご紹介したチャリティー商品の購入などがあります。金銭的な支援が叶わなくても、プロジェクトのことを知っていただき、被災地に心を寄せていたくだけでも意味があると思います。

東日本大震災により未曾有の被害を受けた各地に桜を植樹することには、大変大きな意味があります。力を合わせて桜を1本1本大事に植樹し育てていくことで、人々の絆が強まります。桜並木は大震災が起きたことを後世に残し、二度とこのような甚大な被害を出さないようにと、防災・減災の意識が高まっていくことでしょう。美しい景観が戻り、観光客が集まってくれば町は賑やかになります。そこに暮らす人々も活気にあふれ亡くなられた方々が寂しい思いをすることもないでしょう。被災地に毎年桜の花が咲いて、人々の心を慰め、大きな勇気となるようにと望みます。

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