スタンド花No.6～PIW 八戸～

今日から八戸でプリンスアイスワールドが開催されます。

近年、スタンド花が増え場所の確保が難しいという理由で今年のアイスショーではほとんどが受付ていません。
八戸の会場では許可されていましたので、Gold Wingからもスタンド花をお贈りしました。
グランドスラムを達成した王者に合うものをイベントリーダーとお花アドバイザーのlazuliさんが色々と考えてくれました。

テーマは「戴冠」

こちらは王冠です。

Dear Yuzuru Hanyu
From your loyal supporters, Gold Wing
Congratulations on your four-competition grand slam!
グランドスラム（GPF、全日本、オリンピック、ワールド）達成、おめでとう！

英訳はメンバーのポプラさんにお願いしました。
ちなみに”loyal”には忠実な、心変わりしない、将来にかけてずっと、というニュアンスがあるそうです。

そして、スタンド花を依頼したお花屋さんから制作秘話が届きましたのでご紹介します。

※使用花材

黒蝶ダリア
グロリオサ
カラー
ブラックバッカラ（赤バラ）
レッドエレガンス（赤バラ）
アートリーク（ワイン色のバラ）
シャクヤク
グリーン（ゴアナクロウ）
ハラン
ゲイラックス
ツル

制作にあたっては下記の２点を重要視して制作に臨みました。

１．今回のコンセプト『戴冠』に合う花材選び
２．いかに王冠を威厳のあるようゴージャスに制作できるか

まず、花材選びについてです。
王位継承にふさわしい雰囲気で、花言葉に「華麗」「優雅」「威厳」の意味を含んだお花、ダリアを選びました。
また、特注でも中々入荷することがない めずらしい黒いカラーも入手できました。
色合いもシックな色でまとめることができ、荘厳な雰囲気を演出しました。

次に王冠制作についてです。
ゴージャスな雰囲気を演出する為に、ハランをゴールドに塗り、葉の縁にゴールドのラメをあしらいました。
ハランの縁に光があたるとキラッと光り輝くことで、王冠のきらびやかさを演出してみました。

ちなみに、ゴールドのラメを大量に使用したため、気が付くと従業員全員が顔中、体中キラキラ光輝いていました。
なお、立て札は四角柱の形でアンティークな浮き彫り模様の濃いグレー陶器で支えています。
お客様のご要望に対して120％答えることに命を燃やしている集団ですので、こちらもとても楽しく制作することができ、やりがいのあるお仕事でした。

心のこもった素敵な作品とエピソードをありがとうございました！
羽生選手がどんな滑りを見せてくださるのか楽しみです！